ノウイング Knowing

「ノウイング」、近所の映画館での公開最終日に観に行ってきました。
俺が映画館で映画を観る時は、大抵「あ、映画観よう」と思い立つ→
公開中の映画を検索→前情報なしで面白そうなのを観る、なので
別にノウイングがどうしても観たかったわけじゃなくて、
たまたま映画観たい気分だった時に他に面白そうな映画がなかった、ってだけなので
オープニングが始まってからニコラス・ケイジがメインキャストなのを知って嫌な予感がしました。
以下激しくネタバレ。

終盤の入り口、ケイジがドアに刻まれてる座標を発見するあたりまでは滅茶苦茶面白かった。
特に予言の数字を解読していく過程(阪神淡路大震災もあった気がする)、ワクワクして観てました。
伏線もそれほど多くなく、楽に観られてそれでいて綺麗な映画だな~とか思ってたんですが。
ですが!

結構序盤の方からそれっぽいのはちょこちょこ出てたので、「来るなよ来るなよ…」と心の中で呟いてたのに
アッサリUFOと宇宙人出ましたねぇ、『A.I.』のラスト10分並みにガクっときました。
個人的にはああいう宗教的な要素一切排除して、徹底的にホラー&サスペンスで行って欲しかった。
最後のカットの男女一組と大樹とか、まんまキリスト教だもんね。ウサギもいたのは嬉しかったけど。

でもVFXは凄かった。事故のシーンは勿論だけど、最後の街が爆発していくところ。
本当に気持ち良いくらい人類滅亡して、ホッコリしました。
BGMの選曲もよかった。特にケイジが酔っ払いながらオーディオで聴いてた
ベートーベンの「葬送行進曲」。最高です。

あとこの映画、ちょっと冷静に観てみると笑えるシーンがいくつもあってよいです。
ケイジ「俺が地球を救うんだ…!」→息子「パパはUFOに乗れないって」→ケイジ「プリーズ><」とか。
ご丁寧に黒い石を周到に色々な場所に置く宇宙人とか。
車運転する宇宙人とか。これにはニヤニヤしてしまった。
流石にDVDは買わないけど、レンタルでもう一度見てみたいと思いました。

以上!


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